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ダイニングチェアーの革を張り替えてみた

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夏休みの宿題として、ダイニングチェアーの革の張替にチャレンジしたときのことをご紹介します。夏の連休だったのでいっちょやってやる!と意気込んだのは良かったのですが。。。これまでの初心者DIYとは、一段レベルが高いDIYチャレンジでした。。。 ダイニングチェアーってあたりまえですけど4脚あるんですよね。。。 素人が本当にがんばった夏休みの宿題、読んでいただければ幸いです。

張替やすさは椅子によりけり

我が家のダイニングテーブルはテーブルとイスは別々で購入しておりセットではないのですが、木材(ウオールナット)と金属の相性が良く感じています。また椅子の座面が広くて座りやすく、金属の骨組なので少し重いことで安定感があります。子供が椅子の上で立っても倒れないくらいのしっかりした安定感があります。とても気に入っており8年くらいになります。

イスは骨組みが金属で木材の突板が固定されており、木材に白色の合皮が巻いてある仕様です。その革が長年の使用で表面が剥がれみすぼらしい状態に。。。

脚が金属、背面にウオールナットの木材

購入した家具屋さんで革の張替えをお願いしようとしたら、この仕様の椅子は受けられないんですとの回答できないイスがあるんだ!?と結構驚きました。素人ながらに、板に革が巻いてあるだけなので、家具屋さんなら簡単にできるもんだと思ってました。

そうなると、買い換えるかということも考えるのですが、とても気に入っている組合せだけに、このイスより相性がいいと思えるモノが見つからない!! ダイニングはリビングで一番存在感がある家具ですので妥協はできない!! 革さえきれいになればいいんだから、自分でやってみようじゃないか! ということで、夏休みの宿題として貼り換えチャレンジに臨んでみた次第です。

とりあえず椅子を眺め回して必要そうな道具をそろえてみました。

:書くまでもないですが。

・ウレタンシート:柔らかいスポンジみたいなシートです。革の下座面や背もたれに張り付けします。

ドライバー:金属の骨組みと木材はねじで固定されていました。

タッカー:馴染みがないですよね(笑)下に写真を載せておきます。大きいホッチキスみたいな工具です。DCMで4000円くらいでした。スパーマーケットにPB(プライベートブランド)がある様に、ホームセンターにもPBがあって、マキタやHiKOKIなどの専門工具と比較してとても安く販売しています。

分解してみて打ち込む個所がかなり多い場合は、ステーブル(芯)も合わせて購入しておきましょう。

接着剤:DCMで購入したいろいろ使えるタイプです。

<DIYポイント1>分解と組み立て順序を計画してみる

イスの種類にもよりますが、革の張替にはいくつかの工程が必要です。

1.椅子の採寸

・必要な革のサイズを把握:簡単な設計図にしておこう!

これがかなり大切な作業でした。革を買う際に、色や質感を選ぶのは楽しいですよね。しかーし!DIYとなると少し考えないといけないことがあります。そうです購入する革のサイズです4脚張り替えるのに、長さ、幅は何m必要になるのか? そりゃ私のような素人が、椅子をパッと見てどれだけの長さが必要なのか?なんてさっぱりわかりません(笑)。もう計るしかありません。幸いにメジャーは持っていましたので、とりあえず測ってみました。1脚が〇mなので、掛ける4脚で約〇mで足りそうです。そこは小心者の素人ですから、失敗も考えて少し長めに買ってしまいました。幸いにも大きな失敗は無かったので、今でも余った革が我が家にあります(笑)

メモ帳に描いた私の精一杯です。素人の限界です(笑)

それでも、おおよそ何m必要かはわかりますので、生地屋さんで購入する相談ができます。

2.革の購入

  ・長さ:反物で購入4脚が効率よく入る長さ、幅で購入しよう

  ・種類:フェイクレザーの方が加工しやすい。

  ・色、柄:一番楽しいですね!なっとくするまで迷いましょう!

革はやっぱり本革がかっこいい!と思うかもしれませんが、そこは素人、断然扱いやすいフェイクをお勧めします。本革の風合いはいいかもしれませんが、伸び縮みする本革は手入れ大変ですよ(笑)どうしても汚れますので掃除もしやすい、加工もしやすいフェイク最高です

今回は革屋さんの在庫が残っていたということで安く購入できました♪購入されるときは相談してみるとよいかもしれません。

道具と材料がそろったところで。

3.イスの分解

椅子を外すためにねじを外す

椅子の骨組みから木材を外します。ねじで止まっているだけですので、くるくるとドライバーで外すだけです。・・なのですが、小トラブル発生、プラスドライバーじゃないじゃん!どうやらトルクスねじというねじの種類らしい。なぜそんな素人に優しくないねじを選んだのか??さすがに家具屋に電話しませんでしたよ(笑) プラスねじでいいじゃん?

こんな感じの穴の形です。なんでトルクスなのか?

早速トライバーを買いに行きました。どのホームセンターにもたくさん売ってますので、サイズだけ間違えに様に注意ですね。全然関係ありませんが、トルクスねじのことを英語でスタービットというそうです。穴の形がスターっぽいからというだけです。

革を剥がすためにタッカーを抜く

これ!皆さんはタッカーってしってますか?当然私は知りませんでした。要はでっかいホッチキスです(プロの方、間違ってたらすみません)。ホッチキスで革が木材にバチンバチンと固定されているんですね。こいつを抜くのがまあ大変。マイナスドライバーでグイっと持ち上げて、ペンチで抜く・・・1個ならいいですけど、何か所打ってるんじゃい!と言いたくなるくらい。1脚で40~50個くらい外したと思います。1脚外すだけで握力ガタガタ・・・DIY筋肉がついたと感じた2日間でした。職人さんてそりゃ筋力つくよね。

写真を見て頂けるとわかりますか?すごい数なんです。 想像するに、きっとタッカーを使う方が作りやすいんですよね。革の張替をやらないタイプの家具は基本的にタッカーを使用していると思いました。

4.革の張り替え

ウレタンシートの交換

革はタッカーで木材に打ち付けてありますが、座面と背面(座るところと背もたれのことです)は接着剤でウレタンシート(スポンジみたいで柔らかいシートです)にくっついていました。革を剥がすとウレタンシートもびりびりと破れてしまうので、新品を貼りなおします。座った時のおしりが痛くないように低反発ウレタンにしてみました。ダイニングチェアーって長時間座るから座り心地大事ですよね。ウレタンシートは程よい反発がありとても快適です。高いものではないので、もし貼り換えを計画されている方はシートの交換もお勧めです。

接着剤:貼り付けは接着剤でOK。DIYでよく使っているDCMの汎用ボンド。ほんとに便利な接着剤です。保管しにくいところが難点ですが、私は、蓋を軽く締めてビニール袋にいれて箱に戻してます。衣装ケースをDIY専用の引き出しにしていますので、ケースの中で立てて保管してます。万が一漏れて大事にならないようにということです。

革貼り

何といってもここが難しい!難易度はとにかく椅子の形によります。私の椅子はS字に背もたれが曲がっているので、革を添わせて貼るのが難しい!革を引っ張りながらタッカーを打つのって難しかったです。こんな点が職人さんの腕なんでしょうね。板の形に革を添わせて、引っ張って、タッカー打ち・・・添わせて、引っ張って、タッカー打ち、まあ時間かかりました。バチバチとタッカー打ってる音が近所迷惑にならないかと心配しながら打ちこむこと3時間。まじで難しいです。やっぱり毎日見るモノですから、見た目の心地よさは大切にしたいじゃん!シワにならないようにしたいじゃん!もう意地ですよね(笑)

このカーブのところにしわが寄らないようにする難しさたるや。。。

私は基本的にDIYをやるときは家族の力をかりません。これは比較的、家族の中で暗黙ルールみたいなところがあって、人のせいにしない、人に文句を言わないために、生み出された暗黙知みたいな感じです。自分がやっている仕事に外から文句言われると気分が悪くないですか?自分がやるならやり切って人に評価を言わせない、逆に、人のやっていることにやってない人が勝手に評価しない、といったところです。

そんな暗黙ルールがある我が家ですので、DIY筋肉をフル稼働して革のシワ伸ばしをしているわけですよ(笑) さすがに素人ですからシワ一つなくとはいきませんでしたが、目についても気にならない程度には貼ることができました。4脚で三日かかりましたが(笑)満足です!

5.イスを再組立て

あとはもとに戻せば完成!トルクスドライバー買いましたから!さっと組み立てできますよっ!てことで完成!! 革の色は、もともと青みのある白でしたが、少しクリームよりの白にしました(写真は少し分かり易くしてます)。なによりボロく見えていた家具が新品の様に見えるだけで、心地よさ爆上がりです!!かかった金額は、材料10000円、道具8000円でトータル18000円くらいです。道具はこの先もDIYするので使いますしね。

今回は素人には少しレベルが高い革の張り替えにチャレンジしてみました。簡単に作られている様に見える家具ですが、色々な材料や道具が使われており、きれいに仕上げる工夫がわかったことが楽しかったです。

何より毎日きれいになった家具を見ると、丁寧に暮らす実感を得られている気がします。皆様のチャレンジDIYを教えて頂けたら幸いです。

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