Klaus Kaiser Muller Thurgau 2022 Nahe Germany


カルディワインの中でも人気があるクラウスカイザーですので、webやSNSでいろんな方がコメントされてますよね。そんな私も絶賛のコメントしてます(笑) ほんとに美味しくてリーズナブルなんですから。でもこのクラウスカイザーを紹介しているのは、ピノノワールの赤ワインがほとんどなんです。私が絶賛してるのもピノノワールですし(笑) そこで今回は、クラウスカイザーは実は白ワインあるので試してください!をテーマにしたいと思います。


こちらがクラウスカイザーの白で、ぶどうはミュラートゥルガウになります。聞いたことない方もいるでしょう。そうですマイナー品種です(笑)クラウスカイザーがドイツの作り手であるように、主にドイツが産地のぶどうです。昔はドイツで一番生産量が多かったぶどうらしいです。現在はドイツと言えばリースリングが圧倒的に一番の生産量ですから、なんとなく落ち目な印象を与えてしまいそうですが、今でもドイツ国内では多く消費されるワインであり、ドイツ国内に浸透しているぶどうなんですよね。ドイツ推しの方はぜひ覚えておいてほしい情報です。ですので、今回の使えるとちょっとかっこいいセリフは、そもそもミュラートゥルガウがマイナーなので、知ってるだけで詳しさ出せちゃいますが、ドイツで根付いているワインぶどうなんだよねー、が言えちゃうと、マイナー品種までしっちゃてます感をだせちゃいます!
日本でも日常的には緑茶だけじゃなく、ほうじ茶、玄米茶、麦茶など色々なお茶を当たり前のように飲みますが、海外から見ると、日本は圧倒的に緑茶のイメージがあるのと同じような感じかなーと感じます。ちなみに私はジャスミン茶が好きです。どうでもいい情報ですみません。
さて、なぜそんなマイナーなミュラートゥルガウを紹介したかと言いますと、和食との相性が素晴らしいからなのです! ドイツの白ワインらしく酸があり、柑橘の香りがする冷涼系のワインになっています。ドイツの第一代表のリースリングと比べると酸も柑橘の香りも一段控えめです。私は香りの中に青りんご、赤りんごの香りがあるところに特徴を感じています。酸の味わいと柑橘、りんごの香りが、日常のデイリーワインとして和食とぴったりなんです。炊き込みご飯を炊いた時には、ワイン候補として、甲州やリースリングだけでなくミュラートゥルガウも候補に入れちゃうくらいです。日本人にとって炊き込みご飯は日常のメニューで、家庭によって味付けや具材も様々!まさに家庭の味ですね。ミュラートゥルガウがドイツで根付いているみたいですね。我が家は、揚げ、ゴボウ、ニンジン、鶏肉などの少し塩味の味付けの炊き込みご飯が多く、煮魚などを置かずにすることが多いです。煮魚も少しゆず皮などをのせると風味もよくなりますよね。辛口の日本酒を合わせるように、白ワインも酸のある柑橘系を合わせるとぴったりです。クラウスカイザーの白を、炊き込みご飯を食べたくなった日常の食卓で試してみて頂けたら嬉しいです。



皆さんは特別な和食ではなく、日常の炊き込みご飯に合わせるワインはありますでしょうか?今回は家庭の炊き込みご飯にあわせるミュラートゥルガウを紹介でした。皆様のお勧めのペアリングを教えて頂けたワインを私もすぐに試してみたいと思います。
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