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【日本酒レビュー】伝統の技が生む奥深い味わい!すべての酒を生酛造りで仕込む クラッシックな日本酒大七生酛の魅力!

ワインエキスパート受験

大七 純米生酛 / DAISHICHI JYUNMAI KIMOTO

モダンな日本酒、クラシックな日本酒と聞いてどんなお酒を想像されますでしょうか?私は受験するまで全く知りませんでした!基本中の基本なのですが。でも大丈夫です!全く知らない私でも、SAKE DIPLOMAを受けてみて、なんとか大まかにはわかるようになりましたから(笑)日本酒好きな方なら、私よりよっぽど詳しいと思います。

モダンな日本酒というと、まさに流行の香りや味わいを持たせた日本酒ですね。マスカットや洋梨のような華やかでフルーティーな香りが特徴の日本酒です。「吟醸香ってお米からこんなにもフルーツの香りがするんだ!」と純粋に驚いてしまいます。

今回はコクや酸味をしっかり楽しめるクラシックな日本酒のご紹介です!私は日本酒の醸造について全く知りませんでしたが、皆さんはご存じでしょうか?実はとても難しい作り方なんです。ちょっとだけ知っているとラベルを見るのが楽しくなるので、作り方のポイントを2つだけ紹介します。

箱付きでした!ちょっと高級感ありますね。

1.溶かす+発酵するを同時に

ワインはぶどうを搾って果汁をアルコール発酵させます。「絞る→発行する」という順番です。一方、日本酒は米を溶かしながらアルコールに発酵させています。「溶かす+発酵する」を同時に行うので「並行複式発酵」と呼ばれてます。私は他のお酒より難しい!とだけ覚えてます(笑)そんな難しい酒造りを平安時代のころから何百年も続けてきたということも、すごいなーと思います。

2.速醸(そくじょう)系と生酛(きもと)系

現在の酒造りは速醸系と生酛系があります。日本酒造りに欠かせない「乳酸」の入れ方で分かれているんですね。速醸系は乳酸を買ってきて入れる、生酛系は蔵に住み着いている乳酸菌から乳酸を造るという違いです。大雑把すぎると怒らないで下さい。私の限界です(笑) こんな説明でも感じて頂けると思いますが、生酛系の方が手間、時間がかかるんですよね。乳酸菌を育てて乳酸を造るんですから。今回紹介する「大七 純米生酛」を作っている大七は、生酛造りで仕込むというこだわりで酒造りをしている蔵元です。

<色調・香り・味わい>

大七 純米生酛が好きなポイントは意外かもしれませんが色調なんです!完全にクリアーで黄色味が全くありません!大七生酛と知らずに香りをとると「おぉ!?」と驚いてしまいます。現在主流の純米大吟醸や大吟醸(以前紹介した久保田千寿純米大吟醸や八海山大吟醸の魅力はこちら)の様に華やかな吟醸香とは違い、クラシカルな香りです。炊き立てのお米やナッツの様なコクを思わせる香り、ヨーグルトの様な乳製品の香りも感じられます。私にとってはお腹がすく香りです(笑) 味わいも香りと同じく、お米のふくよかなコク、甘味、旨味がしっかりと味わえます。そして生酛造りの特徴であるヨーグルトやクリームチーズの乳製品の様な酸味が魅力です!そんな旨味と酸味のバランスが大七純米生酛の最大の魅力です!!

クラシカルな味わいの日本酒ですので定番の和食は何でも引き受けてくれます。当然ですね(笑) 今回とても意外なペアリングを酒屋さんから紹介してもらいました。なんと食材がチーズなんです!たっぷりのチーズを使ったクアトロフォルマッジなどのチーズピザをお試しいただきたい夕飯です。そして是非ワイングラスで楽しんで頂きたいポイントです。ボトルと料理の意外性が映えちゃいます(笑) 意外にも味わいも全くケンカしない組み合せです!よく考えれば、どちらも発酵食品ですし、生酛系はそもそも乳製品の香り味わいがありますから、しっかり馴染んで当然ですね!生酛系は甘味、旨味もしっかりしていますので、ハチミツを掛けたような旨味を感じられます。これからも超意外なペアリングにもチャレンジです!



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